2011年12月10日土曜日

Paper Cameraを考察してみた[画像処理]

100億ダウンロードを記念に、売り上げ上位のアプリが毎日10個、日替わりで10円になるというセールが現在行われていますが、その中に


カメラのレンズを通して見る世界が、リアルタイム で漫画化されて描かれる”


というPaperCameraというアプリがありました。






画像工学の観点から気になったので考察してみました。




カメラから取得した画像に処理を施し漫画やアニメ、映画風な画像に変換しているようです。
12種類のフィルターに加えコントラストや明るさ、線の太さ等の調節ができるようです。


COMIC BOOM (漫画)

SKETCH UP (スケッチ)

ACQUARELLO (水彩画)

OLD PRINTER (古いプリンター)

NEON COLA (ネオン)

CON TOURS (輪郭)

BLEACHING (漂白)

GOTHAM NOIR (GOTHAM NOIR風)

HALF TON (ハーフトーン?)

GRANNY's PAPER (GRANNY's PAPER風)

PASTEL PERFECT (パステル)

ANDY POP (ANDY POP)



とまぁ種類は多いのですが、やってることはそこまで複雑ではありません(そもそも複雑な処理はAndroidじゃ難しい)
輪郭抽出し、線を太くした画像を被せてフィルターをかけているのが殆どだと思われます。


たとえば漫画風の画像は、輪郭抽出した線を太くした画像と色の階調数を減らし、コントラストと明るさをいじった画像を重ねていると思われます。



細かいパラメータが分からないので一致とまでは行きませんが、雰囲気は似てる(と思う)

処理予想


COMIC BOOM (漫画)
・色の階調数を減少、輪郭抽出し線を膨張した輪郭画像を合成


SKETCH UP (スケッチ)
・謎


ACQUARELLO (水彩画)
・色の階調数を減少


OLD PRINTER (古いプリンター)
・グレースケール化し、上のレイヤーに編み目の画像を被せる


NEON COLA (ネオン)
・エッジ検出した線に元画像の色を乗せる


CON TOURS (輪郭)
・輪郭抽出した線を膨張し、グレー色に変換


BLEACHING (漂白)
・COMIC BOOMをセピア化しただけ


GOTHAM NOIR (GOTHAM NOIR風)
・COMIC BOOMをグレースケール化しただけ


HALF TON (ハーフトーン?)
・色の階調数を減少させた画像の上のレイヤーに編み目画像を被せる


GRANNY's PAPER (GRANNY's PAPER風)
BLEACHINGの上のレイヤーに画像を被せる



PASTEL PERFECT (パステル)
・SKETCH UPの線の部分に元画像の色を起用



ANDY POP (ANDY POP)
・RGB抽出を行い、合成。4分割で表示。もはやヤケクソ。




コントラストや明るさ、色の階調数の減少の具合、ノイズ除去等の細かい調整があるため似た画像にする場合パラーメータが分からないと手作業なのでやってはいないが、似たような画像までいった。スケッチ風(鉛筆風)の手法は割とよくやられているので調べれば出てくると思われる。


特に新しい技術はなく、既存手法をAndroidに乗せただけ。アイデア勝負とはよく言った物だ。

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