Javaのメソッド名によく使われる単語・接頭辞

コーディングに置いて、変数名は人によって癖が出るといいますが、Javaは変数名やメソッド名のつけ方を統一しましょうって決まりがあります。

Java^TM 言語 コーディング規約

http://numata.designed.jp/javacodeconv/

といっても私もこのような規約を最初から最後まで熟読したわけではなく、簡易化されたマニュアル化何かを読んで自分なりのコーディング規約を作ってやっているわけですが、Javaの標準APIに含まれるメソッド名を分析している方がいたので紹介。

引用元：http://d.hatena.ne.jp/chiheisen/20101010/1286697081

接頭辞

順位	単語	意味	代表例	出現回数
1	get	取得する	List#get()	21198
2	set	設定する	List#set()	8197
3	is	～かどうか	List#isEmpty()	4373
4	remove	取り除く	List#remove()	2403
5	add	追加する	List#add()	2213
6	create	作成する	URI#create()	853
7	paint	描画する	Component#paint()	731
8	update	更新する	Component#update()	573
9	contains	含んでいるか	List#contains()	496
10	read	読み込む	InputStream#read()	413
11	transfer	転送する	Component#transferFocus()	375
12	print	出力する	Component#print()	359
13	write	書き込む	OutputStream#write()	352
14	has	保持しているか	Component#hasFocus()	270
15	put	追加する	Map#put()	257
16	request	要求する	Component#request()	226
17	check	判定する	SecurityManager#checkPermission()	215
18	close	閉じる	Closeable#close()	179
19	install	構成する	ComponentUI#installUI()	178
20	to	～に変換する	List#toArray()	177
21	clear	未定義にする	List#clear()	176
22	reset	初期状態に戻す	InputStream#reset()	168
23	mouse	マウスイベントを受け取る	MouseListener#mouseClicked()	160
24	new	(インスタンスを)生成する	Class#newInstance()	148
25	visit	ビジットする*1	TypeVisitor#visit()	148
26	uninstall	構成を取り消す	ComponentUI#uninstallUI()	146
27	append	追加する	StringBuilder#append()	142
28	fire	(リスナーへ)通知する	Component#firePropertyChange()	138
29	list	配列を取得する	File#list()	137
30	insert	挿入する	StringBuilder#append()	130

頻出単語

順位	単語	意味	出現回数
1	get	取得	21229
2	set	設定	9294
3	is	～かどうか	4442
4	listener	イベントリスナー	3137
5	focus	キーボード・マウスのフォーカス	2827
6	remove	除去	2405
7	add	追加	2221
8	size	保持しているオブジェクトの個数	2035
9	component	GUIコンポーネント	1617
10	listeners	イベントリスナーの配列	1547
11	name	名称	1290
12	mouse	マウス	1174
13	input	入力	1105
14	change	変更	1009
15	traversal	順次処理	929
16	property	プロパティ	906
17	key	マップのキー	880
18	create	生成	863
19	enabled	有効	837
20	update	更新	802
21	paint	描画	768
22	value	値	762
23	text	文字列	710
24	all	全て	690
25	action	動作	677
26	image	画像	673
27	to	～に変換	657
28	type	種類	648
29	bounds	境界	643
30	location	場所	623

言われて見ればgetやset、isはよく使うな～と思いました。

オブジェクト内の変数を得るときにshowを使っていたり、後ろにsetやisつけたりしてた人は直したほうがいいのかもしれませんね。